- 2013年06月27日
- 会場広告撮影をAVESTUDIOがすれば!
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第一弾は藤屋御本陣さま。由緒ある建物と、迷路のような空間は何度訪れても素晴らしさを感じる。ただ、会場撮影なら、黒く写る。暗くと、黒くでは全然違うものです。暗く、は露出や現像でほぼイメージに持っていける。黒く、には光が必要です。ブライダル広告を数多く手掛けていれば、様々な種類の難題に直面します。会場の良さが写真では困難となり立ちはだかります。例えば、博多は塩屋にあるルイガンスのチャペル。見たことのない絶景がパノラマで広がる横長のチャペル。眼で見ればフレームがないため、圧倒的な迫力となりスゴイ!ってすぐに思える。でも写真にはフレームがありレンズの歪みがそれを妨げる。また、ワーキングスペースの有無が更に難度を上げます。今回は、黒さの良さを、紙面での良さに変換することがテーマとなりました。写真のセオリーは人それぞれです。私の基本は逆光にあります。奥に窓があるため奥の壁の光を作り、そこからの光の流れをバンケット内に入れることをメインライトにしました。このイメージを具体化した時点でほぼ結果は決まります。一つ目のライトの重要性は結果に直結するものです。結果、8灯の種類の違うライトと、編み出したMLにより広い会場に柔らかな光の差し込みを作る事が出来ました。写真はデジタルになり、50:50の撮影:レタッチの%でイメージします。藤屋御本陣様の写真は9枚の写真から完成となります。
初回はこのあたりで。
THE FUJIYA GOHONJIN
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