分社をして半年が経ちました。私は今彼等に自分の力の無さを理解させる事と、自分の力を信じて使うことを教えようとしています。撮影が出来てもそれだけでは出来ないことがあります。マネージメントが出来ても越える事の難しい壁があります。でも彼らは若く、私の30歳代に比べれば圧倒的なベースの力があります。また、仲間がいます。え!?もう引退?この半年間、人から度々言われることです。
違います!現役です!
私には11人の写真を教えて下さった師がいます。みんな恐ろしく凄い自分の力を持った人達でした。自分が受けた技術や恩恵は引き継がせるものです。また、私が自分で学んだことも多くあります。その中の一つが『尋ねいる道のないこと』でした。
私は過去3度、自分の写真が上手くなったと感じたことがあります。その3度すべてが独立してからのことでした。ベースが出来てさえいればその上に大きなものを組み立てていくことは出来ます。勿論、ベースの大きさに満足をしていたり、ベースの上に積み上げる方法を模索しない人間には不可能なことです。
トップとなり尋ねる人がいなくなった時、本当の努力が問われ、その努力は間違いなく自分を成長させます。っと言いつつ私はまだ会社にいてますが、、。
写真が上手くなるためには勉強が必要です。見て学ぶ。感じて学ぶ。考えて学ぶ。たくさんあります。でもHow toでは成長に限界があります。限界を越えていくには臆病者であることです。自論ですが、恐いから勉強するんです。
全くの蛇足ですが、10%の才能と、20%の努力と、30%の運と、40%の臆病さ。素晴らしい言葉!確かにっ!!と思いますが、これはゴルゴ13の言葉です(笑)。