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2014年01月05日
2014新年明けまして
 おめでとうございます!
 
 今年の幕開けは近年になく静かな幕開けでした。毎年燃え尽きたカスのような状態から一気に立ち直ろうとする期間が新年であり、人と接触も出来ないほど自分と闘う羽目になります。なぜ?自論ですが精神はアキレス腱と同じだと思っています。一本一本は細いものですが束ねていけば強く、しかも弾力があり、しかし過度に酷使を重ねれば切れていき、続ければ切れてしまうもの。
 
 だからコントロールが必要なんです。ここ10年ほど前から折れた、という若者がいます。折れません。そんな程度の使い方で折れません。
 
 じゃあなぜ折れた、というのでしょうか、。精神とは何か、を知らないからです。挫折と勘違いをしているかもしれません。挫折は人間に必要な事であり、そこから学び成長をしていくものです。ここから逃げたり折れたと言って投げ出したりすれば未来は繋がっていきません。自分の壁を知る、自分の力のリミットを知る、それが挫折です。それから努力ははじまるものです。 精神は折れません。ただ、疲労はします。だから休ませないといけないものです。
 飲みに行く、映画を見る、ゴルフに行く、女子会をする、旅行に行く、何でもいいんです。リフレッシュをする必要を知り、リフレッシュをさせる方法を知り、休ませる時間を作るんです。挫折は成長に必ず必要です。私も何百と挫折を味わいこれからも挫折していこうと思います。そこから立ち直る度に成長するのであれば喜んで挫折したいと思いませんか?
 
 反対に精神は切ってはいけません。酷使してはいけません。
 
 遊びましょう、楽しみましょう、時間を大切に使いましょう。
 
 私は昨年、コントロールをし続けました。環境が分社により変化したせいでもあり、挫折は相変わらず多くありますが精神の酷使は目に見えて少なくなりました。また写真を撮りたいと思えるまでいつもよりゆっくりと戻していきたいと思います。時間の流れる速さは人それぞれであり、日毎に変わります。
 これを見ている若いスタッフ達が精神をコントロール出来るようになれば、きっと毎日を大切に、楽しく写真と向き合えるのに、と思いながら今年もまた好き放題書いていきたいと、よろしくお願いします。
高坂 宗志